2025/08/02
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【車のエアコンが冷えない…】その原因はコンプレッサー?交換のタイミングとは
ガスを補充してもエアコンが冷えない…その原因、大物かもしれません。
「エアコンの効きが悪いから、とりあえずガスを補充してみた。でも、やっぱり冷えない…」そんな経験はありませんか?何度もガスを補充するのは、まるで穴の空いたバケツに水を注ぐようなもの。もしかしたら、その不調の原因はもっと奥深く、エアコンの“心臓部”にあるのかもしれません。
こんにちは、三原市にある整備工場、Sun Eightです。
当店は三原市内はもちろん、お隣の尾道市や竹原市など、近隣のエリアからも多くのお客様にご利用いただいています。今回は、エアコン修理の中でも特に大掛かりになりがちな「コンプレッサー」の故障について、プロの視点から解説します。
そもそもコンプレッサーって何者?エアコンの「心臓部」です
コンプレッサーと聞いても、ピンとこない方も多いかもしれませんね。
これは、エアコンシステムにおいて非常に重要な役割を担う部品です。
人間で言えば、まさに「心臓」です。
心臓が全身に血液を送り出すように、コンプレッサーはエアコンガスを圧縮し、システム全体に循環させるポンプの役割をしています。この心臓が止まってしまうと、いくらガス(血液)が満タンでも、冷たい風(元気)を生み出すことはできないのです。
これってコンプレッサーの悲鳴かも?交換を考えるべき3つのサイン
コンプレッサーは、完全に壊れる前に何らかのサイン(悲鳴)を発していることが多いです。こんな症状が出たら、要注意です。
サイン1:異音
A/Cスイッチを入れた時に、エンジンルームから「ウィーン」「ガラガラ」「カラカラ」といった、今まで聞こえなかった音がしたら危険信号。内部の部品が摩耗・破損している可能性があります。
サイン2:全く冷えない
ガス漏れもない、ヒューズも切れていない。それなのに全く冷えない場合、コンプレッサーが完全に焼き付いて動かなくなっていることが考えられます。こうなると交換は避けられません。
サイン3:効いたり効かなかったり
コンプレッサーが寿命を迎えつつある時の断末魔のような症状です。内部の摩耗が進み、正常に圧力をかけられなくなっている状態。放置すれば、いずれ完全に動かなくなります。
特に怖いのは、コンプレッサーが焼き付いた場合。剥がれた金属粉が配管全体に回り、他の部品まで次々と壊してしまう「二次災害」を引き起こすことがあります。こうなると修理費用はさらに高額に…。
気になる交換費用と、賢い選択肢
コンプレッサー交換は、部品代も工賃も高額になりがちです。一般的に、新品部品を使うと10万円以上かかることも珍しくありません。でも、諦めるのはまだ早い。賢い選択肢があるんです。
部品の種類 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
純正新品 | メーカー純正品。品質は最も高いが、価格も最も高価。 | 高 |
リビルト品 | 中古品を分解・洗浄し、消耗部品を新品に交換した再生品。新品同様の品質で、価格は抑えられる。当店イチオシ! | 中 |
中古品 | 廃車から取り外した部品。安価だが、品質や寿命は未知数。 | 低 |
私たちSun Eightでは、お客様のご予算やご希望に合わせて、品質と価格のバランスが最も良い「リビルト品」のご利用を積極的におすすめしています。
まとめ:三原市・尾道市・竹原市でエアコン修理なら、まず正確な診断を
エアコンの心臓部であるコンプレッサーの不調は、放置すると大きなトラブルにつながる可能性があります。だからこそ、「おかしいな?」と感じた初期段階で、プロによる正確な診断を受けることが何よりも大切です。
三原市はもちろん、尾道市、竹原市などにお住まいで「もしかして、うちの車も…」と不安に感じたら、ぜひ一度私たち株式会社Sun Eightにご相談ください。お客様にとって最善の修理方法を、一緒に考えさせていただきます。
〒723-0041 広島県三原市和田1丁目6−20